株の状態:緩い生育期から生育期へ。日差しが強くなり、気温も上昇してくると苗にも変化が見られる様になる。中心の葉(芽)がそれまでよりも速く伸びる様になる。
- 置き場:
- ハウス内、室内。暖地では屋外の日向。様子を見て外に出すか決める。雨に当てて良い。温暖な地域では早い時期に屋外へ出せるようになる。寒冷地では八重桜が咲いてからの方が安全。降雪、遅霜や氷点下の気温に遭わせない様に注意。
- 水やり:
- 土の表面が乾いたら与える。冬よりも間隔が短くなってくる。この期間の早い時期は2~3週間に1~2回。遅い時期は週に2回位。苗の状態、風当たりによっても変わる。
- 肥料:
- 1ヶ月おきに1回ずつ。春から合計3回与える。桜が咲いた頃が最初の施肥時期。5月までにその年最初の肥料を与えれば良い。醗酵鶏糞の場合、量は9cm鉢でティースプーンすり切り1杯。12cm鉢で同山盛り1杯弱。18cm鉢で同山盛り2杯位。肥効が少なく感じられる時は、毎月1回同量与えれば良い。
- 病害虫:
- ナメクジ、カタツムリ等。
- 作業:
- 植え替え(鉢増し)。その他雑草取り。
- ポイント:
- 植え替えは寒冷地でも早い時期に終わらせる。苗は毎年植え替え、鉢を大きくした方が良く生育しその結果早く開花する。降雪、遅霜に注意。生育期間中は特に肥料切れにさせない。葉の色を見て濃い緑なら問題ない。葉の色が薄い場合は上記間隔にとらわれることなく追加して与えて良い。