▲TOPへ戻る

極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

ストレリチアの病害虫

このページではストレリチアの病害虫と、起こしやすい傷害等を取り上げています。ストレリチアは他の草花に比べて非常に丈夫で病害虫は少ない。適切に管理され健全に育っている株であれば、ほとんど心配はいらない。それでも強いて挙げるとすれば下記のものがあります。これらは過去数十年にわたる栽培において実際に発生したものです。幸いなことにほとんどのものは大きな害にはならない。ストレリチアを枯らさないポイントは、氷点下の寒さに遭わさない事です。

軽症:
葉に茶色斑点が現れる。葉脈に沿って濃い緑色線が現れる。外葉が黄ばむ。葉の黒色部分変色。花弁が透き通った様になる。萼が傷む等。
中程度:
葉全体が茶色になる。葉の所々が濃い緑色になる。葉が広範囲に黒色変色。花が全て傷む。新芽、花芽先端が傷む等。
重症:
株が茹でた様になり地際から倒れる。ほとんどの葉、葉柄が黒色~黒褐色変色。
発症し易さ:
小苗→中苗→開花株の順。
発症箇所:
まず花弁、萼、新芽、花芽先端部、仏炎苞先端部等に影響が現れやすい。これより低温になると、草体に変化が見られる様になる。
経過:
冬季、春先、晩秋から初冬にかけて予想外の冷え込みで、気が付いたら葉が変色していた。
原因:
氷点下の気温、降霜、降雪。
対策:
冷え込みが予想される時は屋内に取り込む。ハウスでは加温等。
 

※限度を超えると無条件で枯死します。凍害の詳細は、「病害虫・凍害」参照。

軽症:
葉の一部(中央部、縁等。)、葉柄の一部の色が白っぽくなる。
中程度:
葉、又は葉柄の変色箇所が茶色っぽくなる。
重症:
葉、又は葉柄の変色範囲が広がり、茶色から黒色に変色する。
発症し易い株:
小苗~開花株まで。全種で見られる。
発症し易い箇所:
地上部全体。主に良く日の当たる側の葉、葉柄等。
発症し易い時期:
春から夏。主に夏場。
事例:
冬期間室内で管理してきた株を春以降いきなり屋外の日当たりの良い場所へ出した直後変色した。その他水切れ。異常気象で急激に気温が上昇したとき。換気不足のハウス内等。
原因:
葉の温度上昇。
対策:
春、外に出すときは半日陰で1~2週間程度慣らしてから直射日光下に出す。又は曇天、雨の時にに出して様子を見る等。

※葉焼けの詳細は、「病害虫・葉焼け」参照。

初期症状:
葉の色が濃い緑色になる。
中期症状:
葉先が枯れ込み易くなる。葉、葉柄に黒点や斑模様が入る等。
末期症状:
葉の縁に沿って黒いインクを滲ませた様に黒斑が現れる。
発症し易い株:
小さい苗から開花株まで。鉢植えでも、地植えでも見られる。
経過:
肥料を与える度に葉の色が濃くなっていき、ある限度を超えると、主に外側(下葉)の葉の縁に黒斑が現れる。
原因:
肥料過多による部分的根の傷み。夏場の水切れ等。
対策:
与えた肥料は全て取り除く。表土を取れる範囲で入れ替える。以降、適切に水を与えて様子を見る。水はけが悪く、常にじめじめしている条件で発生する事もある。肥料のやり過ぎに注意する。ストレリチアは多肥栽培が良いのでついつい肥料過多に陥りやすい。

※肥料過多の詳細は、「病害虫・肥料過多」参照。

初期症状:
新葉に黒色、茶色等の斑模様が入る。
中期症状:
新葉の広い範囲に黒色、茶色等の斑模様が入る。
末期症状:
新芽全体が黒く変色し、その葉全体が枯れてしまうものもある。
発症し易い株:
小さい苗から2~3年生苗。希に開花株。
経過:
突然新葉に黒色、茶色等の斑模様が入る。次の葉からは正常に戻ることが多い。稀にそのまま枯れてしまう事もある。
原因:
肥料が効いていて、土が過湿の時に発生し易い。根の一部に何らかの傷害が発生したと考えられる。
対策:
土壌の排水を良くする。(暗渠排水)又は高畝にする。鉢植えのものでも発生する。水やりの間隔をやや空ける等。開花株については調査中。

※生理傷害の詳細は、「病害虫・生理傷害」参照。

初期症状:
萼に黒色小斑点が少数現れる。
中期症状:
斑点の数が増える。範囲が広がる。
末期症状:
変色範囲が広がったり、かびが生えたりして花が傷む。
発症し易い株:
種類は問わず開花株。
経過:
ハウス内で冬に咲いた花の中に発生する。
原因:
低温、低日照、高湿度の条件下。
対策:
除湿、空気の循環等。

※染みの詳細は、「病害虫・染み」参照。

初期症状:
施肥後アンモニアの臭いが漂う。葉色に茶褐色の斑点が出る。
中期症状:
臭いが鼻を突く様になる。葉の多くの箇所に黒褐色斑点が出る。
末期症状:
葉全体が黒く変色し、枯れる事もある。
発症し易い株:
小さい苗から開花株まで。
経過:
主にハウス内で生の有機質肥料や未熟堆肥等を大量に与えると被害に遭いやすい。
原因:
生の有機質肥料等が醗酵するときに発生するアンモニアガス、亜硝酸ガス等。
対策:
閉めきられたハウスでは、生の有機質肥料や未熟堆肥等は大量に使用すべきではない。特に小苗は致命傷になり易い。

※ガス害の詳細は、「病害虫・ガス害」参照。

初期症状:
今まで真っ直ぐに伸びていた花茎がやや曲がる。
中期症状:
花茎が大きく曲がる。
末期症状:
曲がった状態で開花する。
発症し易い株:
開花株。細くて長い花茎を伸ばすタイプの中に、曲がりやすい性質の株が存在する。
経過:
気が付いたら曲がっていることが多い。主に冬場、ハウス内で換気不良になると発生し易い。
原因:
高温。
対策:
晴れた日は気温が上がる前に換気する。
  

※花茎が曲がるだけで後に開花する。曲がるのは花茎だけで草姿に変化は無い。花茎曲がりの詳細は、「病害虫・花茎曲がり」参照。

初期症状:
芽の伸びが止まる。
中期症状:
葉の色が褪せる。地際が黒く腐る。
末期症状:
苗全体が枯れる。
発症し易い株:
種類を問わず、実生小苗。
経過:
状態が悪くなってから気が付く事が多い。その時点では手遅れであきらめるしかない。
原因:
他の植物でも見られるものと同じ腐敗菌の感染と思われる。
対策:
清潔な土を用いる。水やり過多にならない様にする等。
 

※立ち枯れの詳細は、「病害虫・立ち枯れ」参照。

初期症状:
何となく新芽に正気を感じられない。葉が閉じたまま。葉の色褪せ。生育が止まる。皺が入る等。
中期症状:
新芽が枯れる。または黒く腐る。
末期症状:
新芽全体が枯れる。異臭が漂う。
発症し易い株:
種類を問わず、小苗から開花株まで。
経過:
気が付いたとき新芽が傷んでいることが多い。その新芽を引っ張ると抜けてしまい、基は黒く腐っている。
原因:
何らかの細菌感染と見られる。
対策:
変色に気が付いてからでは手の施しようがない。管理面では株に有機質肥料や土が掛からない様に気をつける。殺菌剤散布はある程度の防除効果を期待出来る。

※芯腐れの詳細は、「病害虫・芯腐れ」参照。

初期症状:
茎下部に赤色から茶褐色変色が見られる様になる。
中期症状:
変色範囲が広まる。また変色がはっきりする。
末期症状:
成長が止まり、葉枯れ、葉柄が黄変する。
発症し易い株:
小さい苗から開花株まで。鉢植えでも地植えでも発生する。
経過:
それまで順調に生育していたものが、葉が巻き、茎(正確には葉柄の株元)が赤紫色に変色し、生気を失っていく。後に枯れる。
原因:
土壌水分過多による腐敗菌の感染と思われる。
対策:
適当な水やりを行う。地植えでは土壌の排水を良くする。(暗渠排水)又は高畝にする。

※茎腐れの詳細は、「病害虫・茎腐れ」参照。

初期症状:
花の一部が茶色に変色する。花芽の場合は動きが止まる。
中期症状:
花全体に広がる。花芽の場合は、表皮が枯れる。
末期症状:
花弁や萼が乾いて、枯れた様になる。花芽の場合は、花首、仏炎苞が腐る。
発症箇所:
花弁、萼、花茎から花首、仏炎苞等。
経過:
仏炎苞 上部が膨らんで萼が見えてきた後、急速に茶色に変色し、枯れる。咲いている花が短期間で茶色に枯れる等。花芽は、伸び始めてすぐに腐り始める時と、開花間近になって腐る場合がある。
原因:
植物を腐らせる何らかの細菌感染と思われる。
対策:
変色に気が付いてからでは手の施しようがない。管理面では株に有機質肥料、土、川、池沼、農業用水等が掛からない様に気を付ける。花茎がぐらぐらしている時は支柱で固定する等。

※花腐れの詳細は、「病害虫・花腐れ」参照。

初期症状:
葉が垂れる。葉色が褪せる。成長が遅くなる。株がぐらぐらする等。
中期症状:
葉柄に縦皺が入り、株全体が垂れてしまう。下葉枯れが進む。
末期症状:
成長が止まり、葉が黄色くなり、株が痩せ細りやがて枯れる。根の腐敗が進む。
発症し易い株:
小さい苗から開花株まで。鉢植えでも地植えでも発生する。
経過:
それまで順調に生育していたものが、葉が巻いたり、徐々に葉や茎にしわが入り葉が垂れ下がり正気を失っていく。後に枯れてしまう。葉を持って引っ張ると地際から抜けてしまう。
原因:
土壌水分過多。
対策:
適当な水やりを行う。地植えでは土壌の排水を良くする。(暗渠排水)又は高畝にする。

※根腐れの詳細は、「病害虫・根腐れ」参照。

初期症状:
花芽先に黒色の粒が付いている事に気が付く。
中期症状:
数が多くなる。
末期症状:
範囲が広がるか、自然消滅する。致命傷にはならない。
発生し易い株:
開花株。暖地で発生し易い。
発生箇所:
花芽、花等。
経過:
「気が付いたら居た。」場合が多い。
原因:
他から移ってくる。周囲で(ストレリチア以外のものに)殺虫剤散布を行った後、付いている事がある。
対策:
殺虫剤を散布する。趣味の場合は手で落とせば良い。開花株の葉は付きにくい。大発生にはならない。またこれで、ウイルス病にはならない。

※アブラムシの詳細は、「病害虫・アブラムシ」参照。

初期症状:
他の株に比べてやや調子が悪いかな・・・程度。そして株の周りに蟻を見かける様になる。
中期症状:
同上。適正に管理を行っているつもりでも、結果が伴わない。その他、蟻の活動が見られる。
末期症状:
株元に住み着き、根と茎の境目付近を食害する。それで根の伸びが制限される。結果として他の株と比べて少し調子が悪い印象。掘り上げてみて初めて気が付く事が多い。
発生し易い株:
苗から開花株。地植え、鉢植え共に住み着く。
経過:
年中無休。気が付かないうちに住み着いてしまう。肥料や水をいくら与えてもそれほど生育しない。個体差と考えてしまうことがある。しかしこれで枯れてしまう事は無い。
原因:
蟻がストレリチアの茎を好むのかもしれないが、はっきりと分からない。
対策:
市販の不快害虫駆除剤の中に蟻対応のものがあり、注意書きの通り使用する。植え替えの時気が付いたら、水を掛けて良く落とし、上記薬剤を散布する等。

※蟻の詳細は、「病害虫・蟻」参照。

初期症状:
白色又は、茶色の殻を持った虫が少数付く。
中期症状:
数が多くなる。所々葉が点状に黄変する。
末期症状:
生息範囲が広範囲になる。葉の広範囲変色。
発生し易い株:
苗から開花株。白いタイプは主に暖地での発生が多い。茶色の殻を持ったものは寒冷地でも見られる。
経過:
初期は葉の裏に付くことが多い。後に勢力を拡大すると株全体、また広範囲に広がる。
原因:
夏場、他から移ってくる。又は、他の購入植物に付いていて広がることもある。
対策:
夏場 カルホス乳剤等、殺虫剤を散布する。趣味の場合は手で落とせば良い。

※カイガラムシの詳細は、「病害虫・カイガラムシ」参照。

カイガラムシ駆除動画は、「ストレリチア カイガラムシの駆除」参照。(YouTube)

初期症状:
葉に小さい穴が開く。
中期症状:
上記症状が広範囲になる。
末期症状:
葉が虫食い状態になる。葉に大きな穴が開く。被害が広範囲になる等。
発生し易い株:
小さい苗から開花株まで。
経過:
春と秋の二回発生するが、秋の方が被害が大きい。気が付いたらやられている事が多い。
原因:
ヨトウ虫、たばこ蛾、コナガ、ミノガ、ニカメイ虫等が卵を産み付け、その幼虫が葉を食害する。
対策:
防除として主に春と秋の発生期に1~2回殺虫剤を散布。又は粒状殺虫剤の散布。見回り、捕殺する等。家庭で趣味の栽培では、株が健全に育っていれば、発生は少ない。開花株の場合、軟らかい新芽が被害を受ける事が多い。

※蛾の幼虫の詳細は、「病害虫・蛾の幼虫」参照。

初期症状:
葉柄や花茎に直径1mm位の穴を開け、内部を食害する。
中期症状:
食害範囲が広がる。被害箇所の葉や花茎の伸びが悪くなる。
末期症状:
葉色が悪くなる。又は葉が萎れたり枯れたりする。花茎の場合は食害箇所から先が枯れたり、折れてしまう事もある。
発生し易い株:
各種中苗から開花株。葉柄や花茎の被害が多い。
経過:
秋に発生する。
原因:
果樹で良く見られるシンクイムシが付く予想。
対策:
年数回の殺虫剤散布が有効。特に夏の終わり頃が防除効果が高い。被害に気が付いたときは遅い事が多い。

※シンクイムシの詳細は、「病害虫・シンクイムシ」参照。

初期症状:
黒色系で細長い小さな虫が付くが注意深く見なければ被害に気が付かない。
中期症状:
数が多くなる。花冠の付け根、萼等に針先で付いた様な跡が多くなる。
末期症状:
花冠の付け根、萼等の変色等。
発生し易い株:
根腐れや何らかの原因で弱っている株。
経過:
花に付く。被害に遭ってから気が付く事がほとんど。
原因:
他から移ってくる。特に周囲で殺虫剤散布を行っている場合、移ってくる事がある。
対策:
殺虫剤を散布する。株を弱らせない様にする等。

※スリップスの詳細は、「病害虫・スリップス」参照。

初期症状:
葉や花弁に穴が開いたり、切り欠きが入る。
中期症状:
徐々に被害が拡大する。
末期症状:
上記状態が広範囲になる。
発生し易い株:
小さい苗や花。柔らかい新芽や葉、花弁を食害する。
経過:
梅雨時から秋に掛けて発生する。
原因:
他から移ってくる。
対策:
夜や曇天時に見回って駆除するか、専用駆除剤を散布する。常に見回り、ナメクジ、カタツムリ等発見したら捕殺した方が良い。その他餌になる様な雑草取り等。開花株の葉は被害が少ない。

※ナメクジ類の詳細は、「病害虫・ナメクジ」参照。

初期症状:
株の周りにトンネルを掘ったり、枯葉で巣を作ったりする。
中期症状:
株元を齧る。突然株が倒れたりする。何となく調子が悪い等。
末期症状:
ネズミは花、つぼみ、花茎、種子等を食い荒らす。枯れることもある。
発生し易い株:
小さい苗から開花株まで。地植の株。熟した種子、播種後の種子、発芽初期の苗等。
経過:
年中無休。一度駆除しても移住して来るので、常に警戒していなければならない。
原因:
ネズミは主に花の蜜や種子を求め食害する。モグラはミミズを求めてやって来る。
対策:
殺鼠剤を散布。モグラは水を多めにかけて追い出す等。

※ネズミの詳細は、「病害虫・ネズミ」参照。

初期症状:
葉に細かい黄色い点が現れる。葉色が褪せる。
中期症状:
上記症状が広範囲になる。
末期症状:
株全体が黄色っぽくなる。葉にクモの糸状の糸が張る。葉の裏に細かいダニが付着しているのが肉眼でも確認出来る。生育が悪くなる。
発生し易い株:
小さい苗から開花株まで。
経過:
何らかの原因で株が弱っている時、下記原因で他の植物から移ってきて被害に遭いやすい。
原因:
主にハウス内で高温、乾燥、蒸れ等。
対策:
予防として茎葉に水を掛ける。水やりを適切に。風通しを良くし環境を整える等。駆除は殺ダニ剤を散布。家庭で趣味の栽培では、株が健全に育っていれば、発生はほとんど無い。

※ハダニの詳細は、「病害虫・ハダニ」参照。

初期症状:
葉身が半円状に欠損する。
中期症状:
食害範囲が広がる。
末期症状:
余程大量発生しなければ深刻な状態にはならない。
発生し易い株:
開花株。レギネー種、中間種等、葉身のある種類。
経過:
夏から秋にかけて葉身の欠損が見られる様になる。
原因:
イナゴによる食害。
対策:
殺虫剤の散布。

※バッタ類の詳細は、「病害虫・バッタ」参照。

初期症状:
葉が垂れる。葉色が褪せる。成長が遅くなる、何となく調子が悪い等。
中期症状:
葉柄に縦皺が入り、株全体が垂れてしまう、株がぐらぐらする等。
末期症状:
成長が止まり、葉が黄色くなり、株がやせ細りやがて枯れる。株元を完全に食い尽くしてしまう。
発生し易い株:
小さい苗から開花株まで。主に地植株。
経過:
何となく調子が悪くなり、いくら水や肥料を与えても育たずに、徐々に葉や茎に皺が入り葉が垂れ下がり、下葉が枯れ、正気を失っていく。後に枯れてしまう事もある。葉を持って引っ張ると地際から取れてしまう事もある。症状としては立ち枯れと同じ。気が付いた時は手遅れの場合が多い。
原因:
何らかの理由で草勢が衰えたり、根腐れの後、わらじ虫による株元の食害を受けやすい。
対策:
市販のわらじ虫対応駆除剤を散布する。株分けをした株や弱っている株は要注意。

※ワラジムシの詳細は、「病害虫・ワラジムシ」参照。

初期症状:
花弁の一部が白色になる。萼の一部表面の色が薄くなる。葉は表面の小範囲の食害発生等。
中期症状:
花弁は青紫色の表面が食害を受けて白色になる。萼は繊維が透けて見える様になる。葉は食害範囲が広がる。
末期症状:
萼の表面の多くが白くなる。萼は枯れて茶色になる。葉は広範囲に表面に食害跡が広がる等。
発生し易い株:
主に開花株。
発生し易い箇所:
主に花と葉。
経過:
気が付いたら食害跡を発見する事が多い。
原因:
何らか害虫による食害。
対策:
現状、検討中。(未対応)

※未確認生物の詳細は、「病害虫・未確認生物」参照。

©2003-2024 Strelitzia Botanical Garden