ストレリチアの植え替え(鉢増し)
1,花茎と葉の整理
植え替え前作業
植え替え時期が春先の場合、咲き終わった花茎と古い葉を切り落とします。
株元の枯れた葉、切り落した葉の名残はあまりきれいに取り除かない方が良い。茎が株元で折れてしまう事がある。
(1)開花が終わったレギネー。先に花茎と古葉の整理を行う。
(2)古い花茎と、葉は中心から数えて3~4枚残し、その他は切り落とす。
※写真はゴールドクレスト。
植え替えは動画でもご覧頂けます。「ストレリチア開花株の植え替え」(YouTube)へ。
2,鉢の用意
3,土の用意
用土の配合例
概略:水持ち、水はけ、肥持ちが良い事。安上がりである事等。
具体的には、真夏でも一日一回の水やりで済む水持ち、次の植え替えまで変わらないそこそこの水はけ、水やりによって肥料の流出を抑える性質を目指した。
写真左上は鹿沼土。同じく右は小粒赤玉土系。中心の黒い箇所は完熟堆肥。白色のものは苦土石灰。それぞれの比は鹿沼土と赤玉土が1:1でその全体の1~2割位の完熟堆肥、苦土石灰は少量です。
この用土は、鹿沼土だけだと水はけは良いが乾燥しやすい。そこで赤玉の小粒で水持ちを良くした。(全部赤玉土でも良いが重くなるので鹿沼土を使用した。)
完熟堆肥で土壌環境を良くし、肥効を高める様にした。腐葉土でも良い。苦土石灰は用土の酸度の矯正とカルシウム分の補給のため。
※これでなければ育たないと言うことではありません。この土がストレリチアにとって非常に良い土と言うことではありません。その他、元肥は入れない。ストレリチアは赤玉土単用、鹿沼土単用でも良く育ちます。用土は乾いた状態で良い。
4,株を取り出す