極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

病害虫・蟻 このページではストレリチアの蟻被害を取り上げています。

蟻被害の様子 大苗、開花株 

(1)鉢植えの蟻の巣

(2)軽い被害

(3)中程度の被害

(4)重度の被害

ここではレギネー種を取り上げています。

解説:(1)は鉢植えレギネー大苗に作った蟻の巣の地表の様子。地表から鉢土に複数の穴を掘って成虫が出入りしている。

鉢内部では産卵して成虫が面倒を見ている。幸いなことにこの株では地下部への食害は見られなかった。しかし、この様な状態を放置しない方が良い。ハウス内、及び雨よけ鉢栽培で水やり間隔が長く比較的乾かし気味の管理で発生が多いような印象を持っている。今まで見た中では鉢植え苗よりも地植え開花株の方が深刻な食害を受けていることが多い。次に紹介する。

(2)は蟻に寄生された地植え中間種開花株を掘り上げたところ。円内の黒色に変色したところが被害箇所。通常であればそこにも根を発生させるのであるが、常に蟻にかじられていると根を伸ばすことが出来ない。(仮説)これによって吸水が少なくなり、葉が巻き気味になり、花立ちが少なくなったり、草勢が衰えると考えている。

(3)は地植えジャンセア開花株を掘り上げたところ。この株も茎と根の境目を中心に食害が見られ、根を伸ばすことが出来ずに黒色に変色している。また写真中央の根まで被害が及んでいる。(黒色変色箇所)この様な株は、草丈が伸びずに花数も少なくなってしまう。

(4)も地植えジャンセア開花株を掘り上げたところ。この株には根圏に蟻が巣を作って住み着いていた。それで茎と根の境目付近が黒く変色している。この株の問題点は同時にわらじ虫の食害も見られることである。茎と根の境目付近がやられている。これ以上食害が進むと、株が枯れてしまう。

※家庭での趣味栽培では適切に管理を行えていれば発生は考えにくい。ハウスで少な目の水やり管理の場合は発生確率が高まる。

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