ここではレギネー種の花芽、花の被害を取り上げています。
解説:(1)は伸長中の花芽先端部に付いたもの。細かい茶褐色の粒々がそれです。アブラムシが付いている箇所が仏炎苞になる。
(2)は、オレンジプリンスの花に付いたもの。萼や花弁の黒色や黄色っぽい点がアブラムシ。
(3)は黄色花中間種の花に付いたもの。茶褐色や緑色の粒々がアブラムシ。
(4)は黄色花中間種の花弁に付いたもの。茶褐色や緑色の粒々がアブラムシ。
以上は主に花に付いたものだが、数が多くなると新芽ににも見られる様になる。それでも幸いなことにスリップスほど大きな被害にはならない。またこれによってウイルス病になることも無い。
規模が大きい場合は、薬剤散布を行うが、少数であれば手で落とせば良い。
※家庭で趣味栽培では発生しにくい。ハウスで管理している場合に見られる。