▲TOPへ戻る

極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

レギネー種在来系統の紹介 このページではストレリチア・レギネー種在来系統を取り上げています。

(1)株の様子

(2)花の様子

    基礎データ
  • 草丈:レギネー種を「小型、中型、大型」と分類した場合、中型の中の小くらい、地植えで100cm。株が込み合ってきてもそれほど大きくならない。
  • 草勢:「弱、中、強」の中で、中くらい。
  • 草姿:ほぼ直立
  • 葉形:披針形、橙色花レギネー種と比べると小さい方。
  • 葉色:表面は濃い緑色。裏面は灰緑色。葉裏には白い粉を吹く。
  • 花色:萼ははっきりとした黄色。仏炎苞は紫赤色。表面には薄く白い粉を吹く。花首は赤色。
  • 花サイズ:中輪。仏炎苞は短くやや太い。レギネー種の中では、大きくはないが小さくもない。
  • 花茎:太く短い。長さは葉と同じかやや低いくらい。この花茎はしっかりしていて、高温条件下でも節と花首はほとんど曲がらない。
  • 花立ち:良好。年間1条当たり2本以上。
  • 解説:仏炎苞が紫赤色であると言うことがこの株の特徴。この花はこのままでも十分美しい。多くの草花はそのほとんどが原種より園芸品種の方が美しい。例外もあるという好例。花以外でも草姿や花立ちは良い方で、とても原種とは思えない。

このような株を作り出す南アフリカ、地球環境がすばらしい。

※黄花原種Aとは仮名称です。よって、他で同名称で取り上げているものがあったとしても株そのものが同一かは分かりません。当初、この株を用いた交配苗(又はこの様な花色株)は「ゴールドクレスト」と呼ばれていた。

(1)株の様子

(2)花の様子

    基礎データ
  • 草丈:レギネー種を「小型、中型、大型」と分類した場合、中型の中の中くらい、地植えで150cm。込み合ってくるとさらに伸びて180cmくらいになる。
  • 草勢:「弱、中、強」の中で中くらい。
  • 草姿:ほぼ直立
  • 葉形:やや長い披針形。葉身は黄花原種A株より大きいが一般的な橙色花原種よりは小さい。
  • 葉色:表面は濃い緑色。裏面は灰緑色。白い粉を吹く。
  • 花色:萼ははっきりとした黄色。仏炎苞は花首側の一部と、先端部が紅色。その他は緑色。表面には薄く白い粉を吹く。花首は鮮やかな紅色。
  • 花サイズ:大輪。仏炎苞はやや細いものの長いので見栄えがする。
  • 花茎:太さはやや細い。長さは葉の上まで伸びる。高温で節や花首が曲がることがある。
  • 花立ち:良好。年間1条当たり3本以上。
  • 解説:花首が鮮やかな紅色と言うことがこの株の特徴。在来系橙色花でもたまに花首の赤い個体を見かけるが、それは赤色系でこのような色合いではない。

花以外でも草姿や花立ちが優れている。原種でこの様にまとまりのある株は珍しい。

※黄花原種Bとは仮名称です。よって、他で同名称で取り上げているものがあったとしても株そのものが同一かは分かりません。当初、この株を用いた交配苗(この様な花色株)は「アフリカンゴールド」と呼ばれていたが、後に黄花レギネー交配種は「ゴールドクレスト」に統一された。

(1)株の様子

(2)花の様子

    基礎データ
  • 草丈:中型の中の大、地植えで180~190cm。
  • 草勢:「弱、中、強」の中で中くらい。
  • 草姿:直立
  • 葉形:披針形。比較的大きめ。
  • 葉色:表面は濃い緑色。裏面は灰緑色。白い粉を吹く。
  • 花色:萼は橙色。仏炎苞は緑色。表面には白い粉を吹く。花首は赤色。
  • 花サイズ:大輪
  • 花茎:太さは中くらい、長さはあまり上までは伸びない。
  • 花立ち:良好
  • 解説:写真は鈴木勇太郎氏が栽培を始めてから30年以上経ったため大株になっていて見るものを圧倒する。草丈も高く、花も大きい。在来系統種にしては印象は悪くない。

それもそのはず、この株は鈴木氏が最初に購入された苗:450株の中から選抜した一株だとのこと。その苗は当時西ドイツから輸入された種子の実生。その中から性質の良いものを一次選抜し、その後更に見極めて絞った一株とのこと。

それでも鈴木氏曰く「この株は非常に良い。」のではなく、「この株は欠点が少ない。」とのこと。その言葉にストレリチアの置かれれている状況が見て取れる。

実生では親株から草丈、葉形等の草姿、花立ち、花色、花形等色々な要素が受け継がれる。目的通りになるかどうか親株を選択する事は非常に難しい。

※写真はこの系統の選抜株です。在来系統にしては、草勢が落ち着いているところが珍しい。

(1)株の様子

(2)花の様子

    基礎データ
  • 草丈:中型の中の大、地植えで170~200cm。
  • 草勢:「弱、中、強」の中で中くらい。
  • 草姿:ほぼ直立
  • 葉形:長い披針形
  • 葉色:表面はそれほど濃くない緑色。裏面は灰緑色。白い粉を多く吹く。
  • 花色:萼は橙色。仏炎苞は緑色。表面には白い粉を吹く。花首は極薄い赤色。
  • 花サイズ:大輪
  • 花茎:あまり太くはないものの長く伸びる。高温下で節や花首が曲がりやすい。
  • 花立ち:全く咲かない株から、年間1条当たり4本出る株もある。
  • 解説:この株は過去にハワイから日本に入った系統の一つと言われている。在来系統としては草勢が落ち着いていて扱いやすい。

草丈は比較的高く、写真の株は2m位。葉幅はそれほど広くないものの縦にかなり長い披針形。葉の表面は艶の無い緑色であることと葉裏は白い粉を吹いていることから、少し離れて見ると全体的に白っぽく見える。新しい葉こそ直立するものの、後に湾曲しやすいので、場所を取る。

在来系統は花立ちが悪い個体が多い中、この株は珍しく花立ちが良いので残してある。

※植物園でよく見かけるものとは別タイプ。

(1)株の様子

(2)花の様子

    基礎データ
  • 草丈:中型、地植えで100~180cm
  • 「草勢:弱、中、強」の中で強。
  • 草姿:ほぼ直立から湾曲まで。
  • 葉形:披針形で大きい。
  • 葉色:表面は濃い緑色。裏面は灰緑色。白い粉を吹く。
  • 花色:萼は橙色。仏炎苞は緑色。表面には白い粉を吹く。花首は薄紅~赤色。
  • 花サイズ:大輪
  • 花茎:太くしっかりとした花茎が、大体葉と同じ高さくらいまでは伸びる。高温下でも曲がりにくいタイプ。一見短そうですが、草丈の高い固体は花茎も相対的に長い。
  • 花立ち:全く咲かない株から、年間1条当たり2~3本出る株もある。
  • 解説:この株はアメリカから取り寄せた種子の実生です。遺伝子解析をしたわけではないので断定は出来ませんが、ロサンゼルス市のパーシング広場に植えられている株と近い印象です。葉の形状、葉柄のそり具合、花の位置が高くないこと等、全く同じではないとしても共通の遺伝子を持っているのではと思わせる。

花は年間1条当たり2本出る株が多いが、特別多い株は無かった。在来系統の中でも特に旺盛に育つ。雑草的強さを感じさせる1系統。

※良い株を選抜することに苦労するタイプ。雑草的強さを感じさせる系統。

(1)株の様子

(2)花の様子

    基礎データ
  • 草丈:中型の中の大、地植えで180~190cm。
  • 草勢:「弱、中、強」の中で、中と強の中間~強くらい。
  • 草姿:ほぼ直立
  • 葉形:楕円が多く、披針形も多少含まれる。比較的大きめ。肉厚で触るとごわごわしている。
  • 葉色:表面は濃い緑色。裏面は灰緑色。白い粉を吹く。
  • 花色:萼は橙色。仏炎苞は緑色。稀に仏炎苞の半分程度紫赤色発色の個体もある。表面には白い粉を吹く。花首は薄紅~赤色。
  • 花サイズ:大輪
  • 花茎:細く長く伸びるものと、太くてしっかりしていものまで幅がある。細いタイプは高温で曲がりやすい。
  • 花立ち:少ない株から、年間1条当たり3~4本出る株もある。
  • 解説:この株は南アフリカから取り寄せた種子の実生です。葉形が丸みを帯びるので観葉植物として良いかもしれない。他の在来系統と異なるのは、花立ちの良い株の割合が高いこと。よって、数百くらい種子を播けば1~2株はそこそこの株を選抜出来るかもしれません。

※生育旺盛。

(1)株の様子

(2)花の様子

    基礎データ
  • 草丈:小~中型、鉢植えで100cmくらい。
  • 草勢:「弱、中、強」の中で、中くらい。
  • 草姿:直立~やや湾曲。
  • 葉形:披針形。在来系統としてはあまり大きくない。
  • 葉色:濃い緑色。裏面は灰緑色。白い粉を吹く。
  • 花色:萼は橙色。仏炎苞は緑色。表面には白い粉を吹く。花首は部分的に薄紅色が入る場合がある。
  • 花サイズ:中輪
  • 花茎:細く長く伸びる株もあるが、この株は短い。
  • 花立ち:全く咲かない株から、年間1条当たり2~3本出る株もある。
  • 解説:この株は単に「ストレリチア」で売られていたもの。目的が観葉植物であったり、こだわらないのであればこれで十分である。比較的草勢は落ち着いていて扱いやすい。

※在来系統の選抜かもしれません。

極楽鳥花植物園 Copyright(C)2017,Strelitzia Botanical Garden All Right Reserved.