ここではレギネー種苗、開花株の被害を取り上げています。
解説:(1)は根腐れを起こした2年苗の様子。全体的に葉が巻き気味で、下葉が枯れている。緑色の葉が少ない。これが主な症状。
(2)は(1)の根の様子。根の量が少ない。そして、茶褐色に変色している根が見られる。これが原因。
(3)は開花間近まで育った大苗の様子。下葉枯れが目立つ。中央に近い葉は小さく伸び伸び育っている感じがしない。
(4)(5)は(3)の根の様子。苗の大きさの割に根が少ない。茶褐色に変色した根も見られる。根鉢中央に黒っぽく見えるのは細かい根が腐ったもの。
(6)は地下水位が高い場所の地植え開花株の様子。葉柄が垂れて見るに耐えないが、今掘り上げて植え替えれば助かる可能性が高い。
(7)も同上で他の地植え開花株の様子。茶色になった箇所は枯れている。他の部分は掘り上げれば助かる可能性が高い。
※鉢植えのものは植え替えなくても、管理を見直しで回復する事が多い。