写真解説:
(1)は自生地で高く成長し株立ちになったもの。(2)も自生地で成長過程の中株。共に風の影響で葉は櫛状態になっている。
(3)は千葉県内、とある道の駅ハウスに植えられた地植え中株。ニコライとしては草丈は5~6mと大きくないが、一般的なハウスではすぐに頭が閊えてしまう。それで葉が折れている。
(4)~(6)は私の自慢の一株です。実生から育て10年位になります。開花までは時間が掛かりましたが、小型仕立てに成功したものです。ちなみに鉢は27cmポリポットです。鉢が小さいので、株元は根がむき出しになっています。
草丈は160cmですが、花茎は二本出て両方共に咲いています。一般的に鉢植えでは花が小さくなりがちですが、元々大きな花を付ける種類だけにボリュームがあって見応え十分。
一つ残念だったのは、気温が高くなってきてから咲いたので、花が高温で傷みやすかったことと、地植えでは多段咲きになるところ、この株では二段咲きだった事です。
※大体どれでも大きくなれば開花する印象がある。レギネー種と同じ様に鉢花として楽しめる。個体差がどの程度あるのか、現時点でははっきり確認出来ていない。