極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

病害虫・スリップス このページではストレリチアのスリップス被害を取り上げています。

スリップス被害の様子  

(1)萼

(2)仏炎苞

(3)器官の陰

ここでは分かりやすい様に、ゴールドクレストの被害を取り上げています。

解説:(1)は萼に付いたスリップス。黒っぽい糸くずが付いている様に見えるのがスリップス。長さは2~3mm程度。常に動き回っているものと、止まっているものがいる。

一般的に花弁や萼の表面を動いているものより陰に隠れているものの方が数が多い印象だが、この花では良く観察出来る。

(2)仏炎苞にまとまって止まっているスリップス。萼や花弁では分かりにくいが、この写真では立体的に見える。

萼の色の付いたところと萼下部の白っぽいところに出来た黒色小点が汁を吸った跡。

(3)器官の陰の所にも居て、一旦付いてしまうと完全駆除は難しい。今のところ健康な株であれば、被害を受けにくいと考えている。

※種類は選ばない。

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