写真は実生の中から一次選抜したものです。
※南アフリカにおいて自然に結実した種子の実生なので、原種としています。葉色はここでは葉柄の色を対象としている。
良花株
※花立ちが少ないので特別優良株からは外した。
写真は南アフリカの自生していた原種の選抜株です。
花立ちに関しては、ジャンセアは葉が年2.5枚(本)程度しか出ないため、花立ちは年間1条当たり2本出れば多い方。この株も1条当たり2本出る個体である。
特筆すべき点は花色で、仏炎苞が紫赤色系で花首と仏炎苞上部が鮮やかな紅色で非常に印象的。多くのジャンセア、及びレギネーではこのような色合いの花は見たことが無い。
その他に写真では良く分からないが、この株は萼の色がやや濃い。レギネーでも極希にある濃い橙色。濃い橙色と言うことは一般的な株より赤の発色が強いと考えられることから、新しい花を作るためのきっかけになるかもしれない。
※花立ち、花色等、総合的に判断して特別優良花としています。