極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

病害虫・ワラジムシ このページではストレリチアのワラジムシ被害を取り上げています。

ワラジムシ被害の様子 開花株 

(1)軽傷株

(2)(1)よりひどい株

(3)手遅れの株

(4)(3)の株元の様子

(5)(3)の株元の様子

ここではジャンセア種、レギネー種の被害を取り上げています。

解説:(1)は地植えジャンセア開花株で被害の程度の軽い株。一番外側の葉の付け根付近の食害で葉が倒れ気味になっていた。ジャンセアは葉身が無いのでこの程度でも駆除しなければならない。

(2)はレギネー開花株を掘り上げたところ。葉の付け根のぎざぎざした感じの箇所が食害を受けたところ。根の上にいる灰色のわらじ形をした虫がわらじ虫。これ位であればそれほど悪影響は無いものの、駆除した方が良い。

(3)この株は地植えレギネー開花株で6条立ち位の株を掘り上げたもの。食害によって、各芽はばらばらになっている。地上部(葉柄から上)と根を残しその中間部をほとんど食われてしまった。

(4)~(5)は根の方から見た様子。

最初にネズミに根元を齧られ、又は根腐れを起こした後、わらじ虫の食害を受けた。ここまで来たら助からない。

※家庭で趣味の鉢植え栽培の場合これほどの被害はまず無い。ハウスで管理している場合に見られる。

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