極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

病害虫・未確認生物 このページではストレリチアの未確認生物被害を取り上げています。

被害の様子 花弁、萼、葉 

(1)花弁の食害

(2)萼の食害

(3)葉の食害

(4)害虫の糞

(5)花茎の這い跡

花、葉の食害

解説:(1)は橙色レギネー種花弁の食害で、かなり進行した状態です。縁の方は組織が薄くなって一部透けている。

(2)は橙色レギネー種萼の食害です。食害は茶色に変色しているところと、萼が繊維状に透けて見えているところ、写真手前の萼の色が薄くなっているところ。これもかなり進行した状態。

(3)これは(1)(2)株の新しい葉の食害跡です。ところどころ色の変わっているところが食害跡です。この害虫による被害としては大きい方です。

(4)矢印はこの害虫の糞と見られる粒です。これで害虫の大きさが推測出来ます。

(5)これは(1)(2)の花茎で、害虫の這った跡が確認出来ます。これで一匹の大きさは小さいことが推測されます。ただ、数は多そうでそれで被害が大きくなったと思われます。

現在分かっている事は、夜行性であること。土中か影にいて、茎葉を這って登ってくること。葉にしても花にしてもその表面をヤスリを掛ける様に食害すること等です。

※発生するところとしないところがある。発生するところでも被害の大小がある。

©2003-2024 Strelitzia Botanical Garden