ここでは 中間種、レギネー種の被害を取り上げています。
解説:(1)毎年夏から秋に掛けて見られる食害の一つ。見回っていて葉身に半円状の欠損があることに気が付く。(2)は細葉系中間種の葉で被害の程度は様々で部分的なときもあれば、葉身の半分以上やられてしまう事もある。
(3)細葉系中間種の葉柄の食害跡。どうもこのハウスにいるイナゴは中間種の葉が好きな様です。レギネー種の被害を見つける事の方が困難な状態。
(4)(5)はたぶんイナゴによる萼の食害跡。葉が被害に遭うと言うことは萼もやられると言うこと。近くにあったサトウキビも同じ様に食害跡が見られる。
(6)このハウスは周囲を田んぼで囲まれているため、やられやすい。幼虫の段階では食害が見られない事から、早い段階で駆除しておきたい存在である。
蛾の幼虫と発生時期が重なるので判断が難しい面がある。今のところ、被害は限定的で生育不良や花立ち不良になるほどの被害は出ていない。
※大きな被害は無いものの、毎年やられるので、対応に苦慮するところ。