ここではレギネー種開花株の被害について取り上げています。
解説:(1)(2)は伸長展開後の葉(新しい葉ではない。)に現れた茶褐色の小斑点。発症範囲は葉身の半分以下で限定的。肥料過多としては軽症。
(3)(4)は伸長展開後の葉に現れた黒斑の数々。大きな黒~黒褐色の斑や葉身の広い範囲が黒っぽく変色することもある。同様の症状は他の葉にも見られ、肥料過多としては中から重症。
(5)(6)は伸長展開後の葉に現れた最も顕著な黒斑。黒斑の発症はいろいろなパターンがある。以上は夏場の生育期間中に多肥栽培で、極端に土を乾かしてしまった時に発症したもの。単に施肥量過多でも症状は同じ。
今後は原因が水不足であれば、適切な水やりを行って様子を見る。
※適切な施肥と水やりが行えていれば発症しません。