▲TOPへ戻る

極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

バラ このページでは園長による趣味のガーデニングを取り上げています。

バラの実生 2014年10月26日~

鉢植え栽培

(1)親花

(2)親株

(3)結実の様子

(4)果実

(5)収穫後

(6)果実内部

(7)種子の様子

(8)用土を入れ

(9)播種

(10)覆土

(11)完了

このページでハイブリッドティー系バラの実生を取り上げています。

解説:(1)はHT系品種名不明の親株。(2)はHT系赤色種の親株。一番花を結実させたもの。(3)~(5)秋になって果実が色付き、その後自然に落果した。※(1)~(4)と(5)以降は別の年です。

(6)は内部の様子。果実中央には茶色の小石の様な種子が幾つかある。(6)は取り出したところ。

(8)~(11)鉢は4号プラ鉢、用土を入れて、種子を間隔を空けて並べ種子が隠れる程度の覆土、最後に水を与えて完了。この状態で越冬させる。

    基本条件他
  • 栽培適地:全国各地
  • 温度条件:自然条件。当地方は寒冷地のため、冬季間は0℃以上で管理しています。
  • 日照条件:日当たりの良い場所
  • 水やり:鉢土の表面が乾いた時点で鉢土全体は湿る様に与える。
  • 土壌条件:土質は極端でなければ問題無い。上の鉢植えは赤玉土、鹿沼土小粒に完熟堆肥を少量:1割程度混ぜたもの。
  • 施肥:芽吹き後に有機質肥料を数回与える。
  • 病害虫:特に無し。発芽してからは害虫防除、駆除、場合によってはうどんこ病防除等。
  • 種子の入手:自家採取
  • 生育パターン:春から初夏にかけて発芽し、夏に開花する。

2015年4月27日

発芽

バラの種子は温度に敏感で、春になって気温が上昇してくるとすぐに発芽を始めます。

当地方ではソメイヨシノが終わった頃から発芽を始めました。

種子が茶褐色のものは発芽率が良く大体出ています。苗は発芽時期によって大小があります。

    主な管理
  • 置き場所:屋外の日向
  • 水やり:鉢土表面が乾いたら、与えている。
  • 施肥:与えていない。
  • 病害虫:今のところ特に無し。

2015年6月13日

(1)全体の様子

(2)花の様子

(1)(2)最初の花を咲かせました。色は濃い赤色です。花の直径は3cm位です。これでミニチュアローズの完成です。

一般的に花木の実生は花が咲くまでに早くても数年待たされますが、バラは非常に早く、双葉の後本葉が数枚出れば間もなく開花します。

親株はビロード赤色系、剣弁高芯咲きですが、左の花は剣弁で、右は丸弁です。実生なので色々出て興味深い。

管理面では、実生なので我が家の気候に慣れて育てやすいのですが、接木苗程の強さは無いため、少し神経を使います。実際に少し枯らしました。

今後育て続ければ、木も大きくなり、花も今よりは大きくなる。

※上で播いた種子は発芽しなかったため、他の木から採った種子の実生を掲載しました。

    主な管理
  • 置き場所:屋外の日向
  • 水やり:鉢土表面が乾いたら、与えている。
  • 施肥:与えていない。
  • 病害虫:今のところ特に無し。

2015年8月27日

(1)全体の様子

(2)花の様子

(1)(2)6月とは別の株が高さ数cmで花を咲かせました。色はピンクで花の直径は3cm位です。

これで今年発芽した中で最後の花になります。

親株は剣弁高芯咲きですが、この花は丸弁です。6月の赤花より花弁数が多く、こちらの方が見栄えがする。

管理面では、実生バラは病害虫の影響を受け易く6月開花の株は枯らしました。

今後育て続ければ、木も大きくなり、花も今よりは大きくなる。

    主な管理
  • 置き場所:屋外の日向
  • 水やり:鉢土表面が乾いたら、与えている。
  • 施肥:与えていない。
  • 病害虫:特に無し。

(参考)2008年8月14~19日

(1)全体の様子

(2)花の様子

(3)花の様子

これらは過去に行った実生の結果です。

交配は、HT系シャルルマルランに、HT系赤色、良い香りが強く漂う品種名不明株(このページ最上部の(1))を掛けたものです。

(1)~(3)結果はほぼシャルルマルランが多数を占めました。ほぼとは色、香り、剣弁は一致していると言うことです。

実生なので、花が小さい点は異なります。

これ以外の苗はどうなったかと言いますと、このページ最上部の(1)とほぼ同じ個体が少数出ました。

実生なのに、挿し木をした様な結果で、やる意味があったのか疑問に思うところです。

2016年6月13日

(1)全体の様子

(2)花の様子

(3)花の様子

(4)花の様子

(5)花の様子

一番花咲く。

(1)~(4)これは2015年8月27日に掲載した株の今です。今年最初の花を咲かせました。

冬の間もこの場所(屋外)で-12℃位の冷え込みにも物ともせず、春になって生育を開始し、世間の開花期より遅れて6月上旬から咲き始めました。

昨年、肥料や植え替え等行わなかったため、木はそれほど大きくなっていません。それでも去年と異なる事は、花が大きくなった事、色がグラデーションになった事、花弁数が増えた事、花弁が剣弁になった事等です。

花が大きくなったと言ってもせいぜい直径が4~5cmですが、ボリュームが大きくなって見栄えがします。

実生から育てて最初の花を見た時は、処分対象と思っていましたが、これなら真面目に手入れをしようと思わせました。

(5)ちなみにこの花の咲き始めは、ご覧の通りです。昨年の花とほぼ同じで丸弁、貧弱な感じでしたが、咲き進むにつれて良い花形になりました。それと気温が高い割りにゆっくり開いた事は親と異なるので興味深い。

現在の管理は数日に一回の水やりのみです。今後、施肥予定です。

2016年8月2日

(1)全体の様子

(2)花の様子

(3)花の様子

(4)株元の様子

ニ番花咲く。

(1)一番花が散って以降、剪定は行わず樹形については放任です。

(2)(3)それでも新梢が複数伸びて花を咲かせました。

花の大きさや色は一番花と同じです。ただ今回は気温が高かったため散るのが早かった。

(4)株元は少し木っぽくなってきました。植え替えて生育促進を図ればもう少し大きくなりますが、今は小さい状態で育ってもらっています。

現在の管理は月1回、自家製有機質肥料を少量与えて、数日に一回の水やりのみです。農薬散布は行っていませんが、アブラムシ、うどん粉病の発生はありません。

2016年9月7日

(1)全体の様子

(2)花の様子

三番花咲く。

(1)ニ番花が散って以降、剪定は行わず樹形については放任です。

今回の開花は一つだけです。

(2)花の大きさや色は一番花と同じです。

これで性質が四季咲きと言うことは間違いありません。

現在の管理は月1回、自家製有機質肥料を少量与えて、数日に一回の水やりのみです。農薬散布は行っていませんが、アブラムシ、うどん粉病の発生はありません。

小さな株で病害虫発生が無いということは、管理上非常に楽です。出来れば耐病性であって欲しい。

©2003-2024 Strelitzia Botanical Garden