極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

病害虫・茎腐れ このページではストレリチアの茎腐れを取り上げています。

茎腐れの様子 レギネー種 

(1)中苗

(2)(1)の茎

(3)末期症状

(4)(3)の株元

(5)(3)の茎断面

(6)開花株

(7)(6)の茎断面

ここではレギネー種中苗、開花株の被害を取り上げています。

解説:(1)は中苗で草姿を見る限り悪い印象は無い。葉の色艶良く、葉が開いていて皺も入っていない。(2)は株元の様子。葉柄は赤色、赤紫色、茶色等に変色している。残念ながらこの時点ですでに手遅れで、手の施しようが無い。

(3)(4)は茎腐れの末期症状。茎が完全に腐ったため、水分を吸い上げることが出来ずに葉が枯れている。(5)茎内部は健康な株であれば白色であるが、薄茶色、又はピンク色っぽく変色していて場合によっては腐敗臭が漂う。

(6)(7)は開花株の様子。地上部は各葉はほぼ枯れている。葉柄、花茎はまだ緑色をしているので軽い根腐れと思いがちだが、茎内部は腐敗が進行して水を吸い上げることが出来無い。

※他の種類でも発生します。ニコライは健全でも株元に色が付くことがあります。

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