カークウッド
(1)散在するジャンセア
(2)大株
ジャンセアの自生地
南アフリカ、ケープ州、サンデース・リバー・バレーの中心の町、カークウッド。ジャンセアは大群落という場所はなく、ところどころ散在している。
大きな株は草丈が2mに達する。
(1)所々に散在するジャンセアの大株。この場所は比較的開けている。
(2)開花中のジャンセアの大株。この株も花は少ない。
ユイテンハーグ
(1)ジャンセアの群生
(2)多様な植生
(3)大株
ジャンセアの自生地
南アフリカ、ケープ州、ポートエリザベスから北西へ50kmユイテンハーグは最も大規模なジャンセア自生地。そして、一株数十条立ちといった大株が散在し、小さな株は見られない。
大規模と言っても近い範囲に集団で自生しているのではなく、適当な距離を保っている。
(1)西日を受けているユイテンハーグ自生地。
(2)藪の中に自生するジャンセア。周囲にはアロエ・アフリカーナ、珊瑚アロエ、サンセベリア等乾燥に耐えられる植物が見られる。
(3)花を多く付けたジャンセアの大株。元々成長が遅いジャンセアはあまり多くの花を付けない。このような開花は滅多に見られない。
パテンシー
中間種
中間種の自生地
パテンシーはユイテンハーグに近い。よってこれはレギネーとの自然交雑による株と推測される。パービフォリア(中間種)とはポートエリザベス大学教授(当時)ファン・ダ・フェンダー氏の人工交配結果から自然交配種と確認されている。
ブラックヒル
(1)群生
(2)花の様子
ジャンセアの自生地
ここはポートエリザベスに近い自生地。乾燥地のため、大きな植物は自生できない。
(1)ブラックヒルの開けた場所に自生するジャンセア。
(2)花は少ないが、ジャンセアは元々花を付けにくい。
※現在、ショップサイトで販売しているジャンセア種苗、開花株はこの産地のものも含まれます。
ブルークリフ
ジャンセア
ジャンセアの自生地
南アフリカ、ケープ州、カークウッドの南30kmにあるブルークリフ。ユイテンハーグの自生地からは東へ15km。ここは自生数は少ない。
乾燥に耐えることの出来る、アロエ、サンセベリア、ユーホルビア、団扇シャボテン等が見られる。また、周りに大きな植物は無い。
以上、この地域は降水量が少ない事が分かる。