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極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

園長のガーデニング・熱帯魚を飼う(グッピー) このページでは園長による趣味のガーデニングをを取り上げています。

水槽のセットから自然繁殖へ。

2012年4月1日~

(1)セット数日後

(2)水草を植えて

(3)稚魚の様子

(4)雄の様子

(5)雌の様子

(6)掃除屋さん

このページでは水槽のセットからグッピーの飼育を取り上げています。

普段、植物の世話をしていると常に動きの無い「静」の世界を見ていることになります。それでも花が咲いたり実が成ったりと結果が出たときはそれなりに楽しめるものですが、なかなかうまく行かないときなどはストレスが貯まりがちになります。それで気分転換には動きのある生き物が効果的です。

細かい毛を持つ陸上生物は基本的に趣味ではなく、鳥も良い趣味だと思っていますが、鳴き声等近所迷惑になることがある。そこで限られた範囲であまりお金がかからずに楽しめる生き物がある。それが魚類です。

錦鯉や大型肉食系熱帯魚を飼うほど余裕はなく、金魚を飼うならもう少し器具を揃えて熱帯魚の方が良いと思ってしまい、結局、あまり大きくない熱帯魚に落ち着くわけです。

かつて日本で一般的に熱帯魚というと、グッピー、エンゼルフィッシュ、ネオンテトラが挙げられこれらを三大熱帯魚と呼ばれていた。その中で最も少ない予算とスペース、ランニングコストで飼えるものと言えばやはりグッピーに落ち着きます。そこで、今年は熱帯魚の初期設定から掲載します。

    基礎データ
  • 水槽:60×30×36(cm)の一般的なガラス水槽。
  • 置き場所:南側の部屋の窓際。合板で作った台に載せてある。
  • 濾過:ペットボトルとエアーポンプを使用した簡易濾過。ちなみに物理濾過はありません。
  • 照明:20W蛍光灯×1灯
  • 水温:25℃
  • 水温調整:ヒーター(150W)&電子サーモ。
  • 水替え:しばらく行わない予定。
  • 底砂:玉砂利。
  • 餌:稚魚専用飼料を1日に2回、数が増えてからは1日に1回。

経過(1)4月2日にとりあえず水槽に温水を入れ、ヒーター&電子サーモ、濾過、エアーポンプ、水温計等、とりあえず必要最低限のものをセットした。今まで他のことで使っていた水槽だったので、汚れていて何度洗っても落ちなかった。

(1)(4)(5)事情があって翌日に生体を入れることになってしまった。今回選んだのは‘エンドラーズ’と呼ばれているものです。体の発色がはっきりとしているものです。数は3ペアです。

その後水が白っぽく濁り始め心配させましたが、何とか数日で透明にさせることに成功しグッピーも生気を取り戻した。これで第一段階突破です。その際、特別な菌や資材を投入したりしていません。

(2)その後、底には所有していた黒の玉砂利を入れ、手持ちの水草を数種類植え込んだ。主なものは、ハイグロフィラ、ウォーターウィステリア、レッドルドウジア、ウナギツカミsp、バコパカロニアーナ、名称不明の苔です。一般的に使用される砂は「大磯砂」と呼ばれているものが多いですが、玉砂利を使用した目的は根張りが良くなるからです。

(3)水と魚が落ち着いてきて、徐々に雌のお腹が大きくなり、23日頃ついに子を産みました。最初は1つしか見つけられなかったので、他は全て食われてしまったのか、と思わせたのですが、後で全部で4尾いることが分かりました。

これがある程度の数生んでこれだけ残ったのか、最初から少数しか生まなかったのかははっきりしません。

現在は同じ大きさの別水槽に移し替えて内部が良く見えるようになりました。(5)雌は砂利表面に付いた苔を食べていて、(4)雄はその後を追いかけているのが日常の風景です。

(6)ちなみに掃除屋さんとして、レッドラムズホーンを入れてあります。

2012年5月6日

全体の様子

解説:水槽を変えたのできれいに見えるようになりました。以前の水槽から移し替えた直後も水がやや白っぽく濁ったものの1~2日で透明になりました。

その後フサモを植えました。

本当は水草レイアウト水槽にエンドラーズを泳がせたかったのですが、先に魚を入れることになったため水草の方は後回しになってしまった。それで、今後水草の方を充実させていく予定です。

2012年7月1日 3ヶ月

(1)全体の様子

(2)若雄

(3)若雄

(4)若雄雌

(5)子と雌親

解説:数日前にまた出産しました。気が付いたきっかけは雌親のお腹が小さくなっていたからですが、子が見当たらない。全て食われてしまったのかと諦めていたら、後で幾つか稚魚が泳いでいる姿を確認してほっとした。

最近は数が増えてきて稚魚が隠れたつもりでも、そこに親や先に生まれた子がいて食われてしまう数が増えたように感じた。

(2)~(4)雄が発色する様子を掲載します。それまで灰色っぽい体色だったものが、所々赤っぽかったり、緑色っぽい発色が見られるようになっています。この後、それぞれの発色が濃くなっていきます。

主な管理:日に2回の餌やり。水換えはセット以降まだ行っていません。

2012年9月1日 5ヶ月

(1)全体の様子

(2)若雄

(3)若雄

(4)若雄

解説:(1)セット後5ヶ月が経過しました。

先月グッピーが泳げないほど水草が繁茂したので、トリミングを行っています。

それで有茎草は低い位置で展開しています。

今でも産子は自然任せですが、生き残る数は少なくなりました。それは親の数が増えてきたことで、生まれた子が水草の陰にいても見つかりやすくなったと考えます。

それでも全体の数は鑑賞するにふさわしい程度になりました。世代の更新も起きていて、たまに親が死ぬようになっています。その死骸はレッドラムズホーンに食われて終わります。つまり、貝葬です。

(2)~(4)育ってきた若雄は個体差があって興味深い。赤の発色が多いものや、黒線が太いもの等。こういう結果を見ていると、赤が多い個体を選抜して交配したいと思わせます。

主な管理は蒸発で減った水を足すことと、日に2回の餌やりです。相変わらず水替えは行っていません。

2012年12月1日 セット後9ヶ月目

(1)全体の様子

(2)水槽左側

(3)水槽右側

(4)若魚の様子

(5)稚魚の様子

(6)餌を与えると

解説:(1)~(3)セット直後は寂しい感じでしたが、度々水草のトリミングと先端部の植え付けを行ってきたため、グッピーが泳ぐスペースが無いほど繁茂しました。それは悪い環境と思いがちですが、生まれた稚魚にとっては生き延びることの出来る良い環境でもあった様です。

(5)10~11月にかけてはベビーラッシュでおびただしい数の子が生まれ生き残った。それで水槽上部は稚魚や若魚の遊泳ゾーンとなっている。

(3)は当初ウイローモスかと思っていたら、ノコギリカワゴケとと言うらしい。予想に反して繁茂して稚魚の隠れ家になっている。

(4)中央はこの水槽内で最も赤いレッドラムズホーンです。こちらも繁殖しています。それでも水草に目立った被害を与えるほどではありません。

(6)写真ではそれほど魚が入っていない印象ですが、餌を与えると水草の陰から親魚が出てきてご覧の通りです。それはまるで養殖場の様です。しばらく水面近くで食べていて、その後また水草の陰に戻っていきます。

グッピーを飼うこと自体はたいしたことではありませんが、自慢なことはセット後一度しか水替えをしていないことと、一度もガラスを掃除していないことや、最初に植えた水草を切っては植え、切っては植えを繰り返していることです。

それでも最近は日が傾いたことで窓越しの日光が当たる様になったため、ガラスに苔が生え始めたことが気がかりです。

2013年1月1日 セット後10ヶ月目

(1)全体の様子

(2)水槽左側

(3)水槽右側

解説:昨年9月に水替え後、水質改善でグッピーたちは生気を取り戻して活発に泳いでいましたが、その後、また雌の致死が目立ってきたので12月17日に水替えを行いました。

量は半分です。これでセット後2回目の水替えになります。

(1)この撮影の前日に伸びすぎた水草のトリミングを行っています。以前は切り取った先端部を植えていましたが、現在は、捨ててしまうものの方が多くなっています。手前のハイグロは伸びやすいのでなるべく短くして、後ろのW・ウィステリアは長めに残してあります。

セット直後と比べるとだいぶ良い感じにはなってきています。

(2)時刻は午後8時近く、雌はレッド・ルドウジアの陰で夜を過ごしているようです。雄は相変わらず活発に雌を追いかけ回しています。

(3)ノコギリカワゴケにレッドラムズホーンが多く集まっているのは、餌を与えたとき、茎葉に餌が引っかかるからで、それらはグッピーにとって狭い場所なので入り込むことが出来ないため、食べることが出来ないからです。

緑色の苔に赤い貝が付いているのは、丁度クリスマスカラーでその時期の装飾には向いているかもしれない。

現在の管理は日に2回の餌やりと、数ヶ月に1回の水替え、月に1度のトリミングくらいです。手前のガラスはセット後1度も掃除をしたことがありません。不必要な苔やアオミドロ等の発生もありません。

2013年9月1日 セット後1年5ヶ月

(1)全体の様子

(2)水槽左側

(3)水槽中央

(4)水槽やや右側

(5)水槽右側

解説:水草が過繁茂になったので思い切って処分しました。現在残してあるのはレッドルドウジア(2)、ウォーターウィステリア(3)、ノコギリカワゴケ(5)です。

空間が広がったため生まれた子の生存率は下がっています。それでも全体の数は多いです。特に雌の数が多いように感じます。

それで水質悪化が早まると考え、今は2週間に1回は水替えを行っています。

水草はセット当時のもので新たに植えたものはありません。それとセット以降、1度もガラス掃除をしていないことがこの水槽の自慢です。

2014年4月21日 セット後3年目

(1)全体の様子

(2)水槽やや左側

(3)水槽やや右側

解説:(1)普段の手入れは数週間に一度の水替えのみだったので、水草は伸び放題です。それで親魚は窮屈そうですが、稚魚にとっては安住の地になっています。

今は水質維持のため、餌は日に一回に制限しています。相変わらず水草はセット直後に植えたもので新たに植えたものはありません。それとセット以降、1度もガラス掃除をしていないことがこの水槽の自慢です。

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