▲TOPへ戻る

極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

ナンバンギセル このページでは園長による趣味のガーデニングを取り上げています。

ナンバンギセルの栽培 2014年4月6日~

鉢植え栽培

(1)購入株

(2)十和田アシ

(3)紅チガヤ

このページではナンバンギセルの種子から開花までの栽培を取り上げる予定です。

解説:(1)写真は通販で購入したナンバンギセルです。元々寄生植物なので、その宿主(イトススキ)が送られてきたと言うことです。

その宿主は今は地上部は枯れていて、昨年の花柄が残っていました。

(2)(3)は試しに種子を播いてみたその他宿主です。夏以降に花が咲けば成功です。

現在、加温ハウスに置いていて、今後気温が上がってきたら置き場所を移動するつもりです。今の管理は、数日に1回水を与えています。

    基本条件
  • 置き場所:日当たりの良い場所。
  • 気温:自然条件。
  • 用土:大体何でも可。
  • 水やり:年間を通して用土の表面が乾いたら、鉢土全体が湿る様に与える。
  • 肥料:生育寒中に数回、有機質肥料を与える予定。
  • 病害虫:特に無し。

2014年7月1日 宿主は育って・・・

宿主の様子

解説:写真左は紅チガヤ、右は十和田アシ、中央手前は購入株で、それぞれそれなりに育っています。生育が旺盛になってから1回有機質肥料を与えてあります。

宿主の生育は順調ですが、あいにくまだうまくいったか分かりません。

現在置き場所は無加温ハウス日向で数日に1回水を与えています。

2014年9月4日 いよいよ・・・

(1)全体の様子

(2)株元

解説:8月中旬以降、天候不順で涼しい気候が続いていることや、日が傾いたこともあり、辺りはすっかり秋めいてきました。当地方、すでに松茸の収穫が始まっています。

(1)夏の間、宿主を枯らさないことだけ気を付けてきて、毎日土の乾き具合を確認していました。(2)時節柄そろそろ出なければ失敗だと思って、念のため株元を見てみたら、なんと、花芽が出ていました。※茸ではありません。

順調に行けば今月中に花を見られることでしょう。

現在の管理は数日に1回の水やりのみです。

2014年9月13日 もう少しで・・・

(1)株の様子

(2)株元の様子

解説:今年は一旦気温が低下してからは残暑と言える様な日は無く、そのまま秋に突入した感があります。それでもまだ植物が生育するには十分な気温なので、動きは早いです。

(1)遠目でも赤っぽい芽が出ていることが確認出来る位伸びてきました。(2)その先は赤と黄色の斑模様が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。写真では大きく見えますが、地上部は5cm程度です。この状態を一言で表現するならば「にょきっ!!」でしょう。

現在の管理は数日に1回の水やりのみです。

2014年9月23日 ついに・・・

(1)株の様子

(2)株元の様子

解説:最近忙しかったのであまり気にしていなかったのですが、今日良く見てみたら咲いていました。何とも言えない花です。この様子から一般の人向けでは無いでしょう。寄生植物マニアか、野草マニアか自然マニア等か・・・。

現在の管理は数日に1回の水やりのみです。

©2003-2024 Strelitzia Botanical Garden