極楽鳥花植物園

極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

今日のストレリチア このページではその時のストレリチアの様子を取り上げています。ブログ開設までこのページで兼ねることにしました。

2016年5月29日

レギネー

(1)ゴールドクレスト

(2)開花の様子

(3)オレンジプリンス

(4)オレプ・特良株

(5)黄原種A

(6)同・花茎

(7)黄原種B

(8)同鞘の様子

最後の開花

解説:(1)写真では一つも花は咲いていない様に見えますが、影でまだ咲いているものもあります。(2)これは3月末に伸び始めた花芽です。6月になって開花と見ていましたが、暖冬と春以降の比較的温暖気候の影響で5月から咲き始めました。

今咲いているということは、6月も咲いていることになりますので、レギネー種の開花期は6月までと言うことに偽りは無いことが証明されました。

(3)こちらも写真では花は無い様に見えますが、幾つかは咲いているものがあります。受粉しなかった株はそろそろ葉の整理を行っても良い時期です。余分な葉を残さないためには、次の花芽が伸び始めてから行った方が確実なんですが、趣味栽培では数が少ないので問題になりません。

(4)これはオレンジプリンスの特別優良株です。葉が閉じているのは、植え替えた影響です。ここは水はけが悪い場所なので、根腐れを起こしやすい。なるべく安定して交配を行いたいため、迷った挙句実行しました。

今回の植え替えは大きく掘り上げて、土を入れて今までより少し高くなる様に植えただけなので、すぐに馴染んですでに新芽は伸び始めています。これで来期からは良い交配が行えると思います。

(5)この株は今見えている花が今期最後の花です。今期は予想より交配に活躍してもらいました。この株は病み上がりだったので、種子は付けないかもしれないと見ていましたが、結構結実して一安心と言ったところです。

(6)は蛇の様な花茎曲がり状態だったのですが、鞘はご覧の通りです。このことから、花茎は曲がっても機能は損なわれていないことを現しています。

(7)も今咲いている花が今期最後の花です。この株も良く結実して夏の終わり頃までには収穫できそうです。(8)

ちなみにこの株が倒れた様な状態はそのうち直立してきます。一過性なものでこの様な性質ではありません。

このグループは地植えですが、管理は近いうちに今期2回目の施肥予定です。その他、週に1回水を与えています。

    総合的な現在の主な管理
  • 置き場所:鉢植えは屋外日向。ハウス内日向等。
  • 肥料:施肥時期。当ハウスは5月末か6月上旬に今年2回目の施肥予定です。株分け株は今年1回目の施肥になります。
  • 水やり:鉢植えは鉢土表面が乾いたら与える。ハウス内地植えでも肥効を高めるために週1回与える。
  • 作業:咲き終わった花茎の切り取り、葉の整理、植え替え、草取り等。その他、カイガラムシの駆除等。

ジャンセア

(1)小型

(2)花と仏炎苞

(3)裂けた仏炎苞

(4)大型

(5)中型

(6)多花株

結実進む。

解説:(1)(2)小型株の花はもう一輪出るか、これで終わるかの状態です。今期は予想に反して、良く結実してある程度種子を収穫出来そうです。大体花粉を付けた花は鞘が膨らんでいます。

(3)あまりにも鞘を膨らませ過ぎた影響か、仏炎苞が裂けてしまいました。種子は実ってもらいたいけれど、そんなに張り切らなくてもいいんですけど・・・。

(4)大型株の花は後から咲き始めたので、まだきれいな状態です。ただ、仏炎苞は色褪せてきています。

この株も交配はしているので、うまく結実するかどうかが気がかりです。

(5)中型株もまだ咲いています。今の時期はレギネーの在来系統と同じ様な花になってしまって、気にも留めていなかったのですが、良く見ると幾らか結実しました。

この株も病み上がりなので、本格的な交配は来年からになります。

(6)多花株も最後の花を咲かせています。この株は以前から調子が良いため、受粉すればまず種子を得られます。今年もそうです。

今年は各株共に比較的開花期が重なったので、色々な交配を行うことが出来ました。来年以降、それらの苗を販売出来ると思います。

現在の管理は、週に1回の水やりのみですが、近いうちに今年2回目の施肥予定です。

中間種

(1)極細葉系

(2)黄花その1

(3)黄花その2

(4)(3)の花茎

開花終盤

解説:(1)今期最後の花を咲かせていますが、間もなく終えそうです。初期に咲いた花は結実しているものもあります。

水やりと施肥と気温の上昇で生育が良くなってきました。次の開花期は今期より多く花を咲かせると予想されます。

(2)こちらは以前「黄花中間種苗」で販売していたものです。2本の花茎共に間もなく開花を終えそうです。気温が高かった割には長く咲いていたと思います。最初赤かった仏炎苞もだいぶ色褪せてきました。

ちなみに初期に咲いた花はその後結実しました。

(3)こちらは以前「黄花予定中間種苗」で販売していたものです。姿は(2)とは対照的に葉が非常に細くなって、極細葉系と変わらなくなりました。写真ではジャンセアにしか見えないかもしれません。

(4)この株には現在花芽が伸びていて間もなく開花しそうです。良い花の個体を選抜したつもりですが、この条件下ではやや赤っぽい花しか咲かないでしょう。この花芽は今年伸び始めたものですが、最も早く出たのではなく、最も遅咲きになったものです。

以前から他の種類でも記載している通りで、植え替えの影響です。気がかりなことは来期からはどの程度正常に戻るか、近づくかです。

ちなみに当地方では細葉系は早くて年末開花ですが、黄花系はそれよりもう少し早いことを確認しています。

現在の管理は、週に1回の水やりのみですが、近いうちに今年2回目の施肥予定です。

ニコライ

(1)大株

(2)花の様子

(3)小型

(4)花の様子

(5)中型株

(6)花の様子

開花のピークは過ぎる。

解説:(1)(2)草丈は大きいですが、鉢は30cmポット植えなので、自立することは困難な状態でわざと傾けて支柱を立てて支えています。

花は、一番花は開花を終えていて、今は二番花が咲いている状態です。これもこの先長くは無いと思わせます。

(3)(4)こちらはまだ一番花が咲いています。気温が上がってきたので、咲き進むのが早くなっています。二番花は先端部の豚のしっぽの様な部分が見えていますが、動きが無いのでこの初夏の開花は無さそうです。

花にばかり気を取られていたら、新芽が長く伸びていました。

(4)(5)こちらも一番花が開花中です。気温と水やりとの関係で、花が日焼けし易く油断するとすぐに茶色に変色してしまいます。

現在の管理は2~3日に1回の水やりのみですが、今月末施肥予定です。

植え替え後

(1)レギネー種

(2)新芽の様子

(3)ジャンセア

(4)活着株

(5)新芽の様子

活着の目安

解説:春は株分けの適期なので行われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。株分けは大きな外科手術なので、その後活着したかどうかが気がかりです。そこで活着の目安を紹介します。

(1)は4月にレギネー種を1条(1芽)に株分けし鉢上げした現在の姿です。葉は、根の数を考慮して3枚残しにしました。

一見何の変化も無い様に見えますが、良く見てみると新芽が伸び始めています。(2)。株分け直後はこの小さな芽は出ていなかったので、この芽の動きを持って活着したと判断します。

これで施肥を行うことが出来ます。その他、株分けをしていない株と同じ管理で問題無いのですが、まだ根が張っていないので、強風等物理的な刺激は気をつけなければなりません。

次に(3)は3月末から4月上旬にかけて株分けしたジャンセアです。下葉が黄色に変色しています。

これはレギネーの時とは異なって、葉の整理を行わなかったので、下葉が変色してきたものです。

ジャンセアはどこまで下葉が枯れ込むのかがつかみにくい。枯れ込むのが分かっているなら最初から葉を落としておけば良いのですが、元々葉身が無い種類なので切り過ぎは避けたいとの思いから、手間は掛かるものの、どこまで葉を残すかの判断は株に任せて、はっきりした時点で切ることを選択しました。

(4)中央株は下葉が全く変色しなかった株です。この株はすでに活着しています。

(5)は(4)株で中央に新芽が伸びてきています。この芽は分けつしたため、2本一緒に伸びている様に見えます。この芽の次から2本別々に伸びることになります。それで2条立ちになります。

※初心者でも失敗の少ない手段を紹介しています。

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