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極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

今日のストレリチア このページではその時のストレリチアの様子を取り上げています。管理の参考にして下さい。

2016年3月27日

ゴールドクレスト

(1)広域

(2)草姿

(3)花芽の様子

開花、ピークを過ぎる。

(1)写真はゴールドクレストです。ストレリチアは分散開花なので、桜の様に満開という表現はふさわしくありませんが、いったいいくつ咲いているのかと思わせるくらい、咲いています。

この冬は暖冬傾向だったので花芽の伸びが速く、次々に開花し現在に至っています。

例年であれば、真冬の寒さで動きが鈍くなるのですが、今年はそれが無かった感じです。それで油断して撮影の機会を逸しました。

(2)その中でも早く咲き始めた個体はすでに開花がほぼ終わっている様に見えます。

(3)ところがこの株元には新たに花芽が伸び始めています。優良系統レギネー種の花芽は3月末までは伸びる可能性が残っています。ただし、一番花の時ほどは多くありません。

今後この花芽は気温次第ですが、およそ二ヵ月後開花する見込みです。

この株は優良花ではありませんが、選抜株なので花色以外の性質は良い方です。

切花出荷にはこの様な株を使いたいもの。

ちなみに、オレンジプリンスの方は、全体的に見ごろ状態ではありませんので、省略しました。

新種問題決着する?

(1)ゴールドクレスト

(2)ゴールドクレスト

(3)オレンジプリンス

(4)極細葉系中間種

(5)オレンジとゴールド

亜種?

以前お客さんからの情報提供でレギネー種の新種が紹介されていることを知った訳ですが、そういうことには感謝しつつも、薄色花弁の花自体には興味を持たなかったことは、「形態」ページ「レギネー分類」の花色・・・花弁で取り上げている通りです。

それ以外にストレリチアの無茎種の良さは、萼と花弁の色が反対色だから映えると言うことがあるからです。

よって、薄色花弁花を生花市場に出荷したとしても、一般的な花より高値になるとは考えにくいので、徐々に記憶が薄れていったのです。

萼や花弁の色が薄くなる条件の一つとして、株の調子が関係していることを今までの経験から把握しています。

だから、新種の写真を見ても、「ああ、そうですか・・・」とそんなに騒ぐ必要も無いと言うのが私の見解でした。以下その解説。

(1)はゴールドクレストの花弁ですが、基に近い箇所は完全に白色です。ただし、奇形です。この株は小範囲の根腐れ気味。

(2)もゴールドクレストですが、花弁中央は白色です。これは典型的な本調子では無いときの花です。この株は植え替え直後。

(3)はオレンジプリンスで(2)ほどではないですが、花弁の色が薄くなっています。この株も小範囲の根腐れ気味。

(4)は極細葉系中間種で花弁の先端部は白色です。この株は植え替え直後。

以上のことから花弁の色が薄くなるのは、品種の問題ではない。また、花の、花弁以外の器官に異常が見られないことから日焼けでもない。萼、仏炎苞、花首等の色は適正なので露出オーバーでもありません。

今回はジャンセアの写真は撮れませんでしたが、多くの無茎種では日常起こりうることと考えます。

これで一件落着のつもりでしたが、一株気になっていた株を確認してみました。

(5)奥のオレンジプリンスは、「形態」→「レギネー分類」→花色・・・花弁の(5)と同一株です。よく見ると二年前と同じ薄水色花弁の花を咲かせているじゃありませんか・・・。

比較のために隣で咲いていたゴールドクレストを一緒に写しています。その花弁と比べるとかなり薄い色であることが良く分かります。ちょうどニコライの花弁と同じ色合いです。

この手の発色は一時的と見ていたので、毎年この花と言うことは・・・固定されている?・・・か・・・。

これで南アフリカまで新種を見に行かなくてもよくなったかもしれません。

ニコライ大型株

(1)草姿

(2)花の様子

開花始まる。

(1)草姿に変化はありませんが、いよいよ開花が始まりました。

(2)一週間くらい前から咲き始めましたが、これはこの株が花を付ける様になってから最も早い開花です。

今年の花の特徴は仏炎苞が長いです。近くのレギネーと比べてもその大きさが際立ちます。

仏炎苞は三段目が出始めたところですが、鉢植えなので三段目までは開花しないと見ています。

先日取り上げた小型株の方は、仏炎苞の二段目が出始めたところで、開花はもう少し先になりそうです。

おまけ クンシラン

(1)草姿

(2)花の様子

開花

(1)この株はストレリチアと同じハウスに地植えになっている黄花×橙色クンシランです。

ストレリチアと同じ日照条件下で問題無く育って開花に至りました。

この株は一種類ではなく、複数の実生苗が混在していて、花の悪い株は引き抜いたつもりでしたが、まだどうでもよい株が残っていました。

(2)花は黄花の血が入った橙色花といった感じです。昔から良く見るタイプです。

これにもう一回黄花を交配すると、その実生から黄花が生まれるので、今それをやっています。

前回の黄花クンシランと同じで、地植えと言うことと、日照条件が良いことから鉢植えよりは立派な花を付けるので見栄えがします。

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