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極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

今日のストレリチア このページではその時のストレリチアの様子を取り上げています。管理の参考にして下さい。現在は地植え株のみですが、鉢植えに関しては今後検討します。

2016年3月12日

黄花原種A

草姿

一番花、咲き始める。

2月から開花が始まり現在は3~4輪咲き進んだところです。これが一番花になります。写真中央下の仏炎苞は別の条(芽)の一番花になります。

一時期調子を落として種子が採れないどころか、絶滅の危機さえ感じさせていたものですが、今年は幾らかは種子が取れそうな雰囲気です。

花の色があまり良くないのは、高温の影響です。草勢を回復してきたらもっと良い写真が撮れると思います。

※今日、取り上げているストレリチアは全てこの場所へ植えつけて二年目になります。よって、株の状態は本調子ではありません。草丈、開花期、花色は本来の姿ではないものもあります。

    基本管理・・・以下同
  • 栽培条件:日当たりの良い場所。このページで紹介している株は全て年中ハウス内。
  • 気温:晴れた日は異常高温にならない様に日中換気している。最低気温は0℃以上になる様に暖房機で加温している。
  • 土:水はけと水持ちの良いものに植わっている。
  • 肥料:冬季間は無施肥。今月から発酵鶏糞を与える予定。
  • 水やり:生育期間中は肥効を高めるために週一回くらいの水やりを行う。
  • 病害虫:スリップス、カイガラムシ、ネズミ等。

黄花原種B

(1)草姿

(2)花の様子

開花進む

(1)株が傾いているのは、植えてからネズミがトンネルを掘った影響です。根が伸びている最中に株をいじるのはあまり良い感じがしないので放置していたら傾いていた次第です。

この株は花立ちが良い方なんですが、今期は調子の良いときの半分以下くらいの花立ちです。

それでも花の大きさは本来の大きさで立派です。

この株も調子を回復してきて、今咲いている花で種子が取れそうな感じです。

(2)B株の花はこの様な感じです。仏炎苞は全体的に緑色で、花首と仏炎苞先端部が赤っぽい色合いです。

ジャンセア小型選抜株

(1)草姿

(2)花の様子

開花進む

(1)この株は特別優良と言うことではなく、花立ちが良く、花色は典型的な個体を選抜したものです。

(2)花色は、仏炎苞は緑色で、花首と仏炎苞先端部から上部にかけて赤色になります。今、花色が褪せて見えるのは高温の影響です。

草姿が小型と言うことで花も小型です。平均的なレギネー種の半分くらいです。

状態が本調子ではないのにこの花立ちはたいしたものです。本来は年間一条当たり二本出ます。

中型ジャンセア選抜株

(1)草姿

(2)花の様子

開花進む

(1)この株は中型選抜優良株です。ジャンセアの中で私が最初に手に入れた株の一つです。年数が経っている割に株が小さいのは株分けしたためです。

(2)花は大きいです。具体的には仏炎苞が太くて短いタイプです。

仏炎苞の発色が良くない様に見えますが、本来はもう少し赤みが出る個体です。今年は肥培管理に努めて改善させる予定です。

極細葉系中間種選抜株

(1)草姿

(2)花の様子

開花進む

(1)この株は極細葉系中間種の中から選抜した個体です。花立ち、花色が良いですが、元々良い花を咲かせる確立の高い系統なので珍しくはありません。

草丈は現在は中型ジャンセアと同じくらいです。この様子だと将来大型ジャンセアと同じくらいになりそうです。

(2)この株も2月から開花が始まりました。開花直後は仏縁苞全体が赤紫色です。

花立ちは年間一条当たり二本出る個体ですが、現在は少ないです。

黄花中間種選抜株

(1)草姿

(2)花の様子

開花始まる

(1)この株は私が交配した黄花中間種の中から選抜した一株です。葉は披針形で丈が比較的高い。

(2)花は写真では仏炎苞中央に緑色が残っているが、本来は全体的に赤っぽくなると記憶していました。良い状態の花は来シーズンに期待。

主な特徴は花がレギネー種並みに大きく、花茎が中間種としては長く伸びることです。大体葉と同じくらいまでは伸びます。

開花時期は中間種としては遅い方で3月に入ってから咲き始めたところです。

オレンジプリンス特別優良株

(1)草姿

(2)花の様子

開花終盤

(1)この株は私が最初に入手したオレンジプリンスの中から選抜した一株です。オレンジプリンス優良株の紹介ページの同名株とは別です。

実生20年くらいで4条立ちです。以前、芯腐れを起こしたのでもしそれがなければ現在6条、多くて8条立ちになっていたと思われます。これは手持ちのストレリチアの中で最も分けつが少ないです。

(2)花は紫赤というよりも、濃い紫赤色系と言った方が合っています。

花立ちは年間一条当たり四本です。

最近の細葉系中間種の片親はこの株を使っています。

ゴールドクレスト小型選抜株

(1)草姿

(2)花の様子

開花始まる

(1)ゴールドクレストは中型なので小さな株はあまり見かけないのですが、最近になってようやく選抜しました。

小さいと言っても現時点での草丈は、75cmなのでまだ大きいと言われればその通りなんですが、中~大型株から小型を作るよりは効率が良いので待っていました。

(2)花は小型の割りには大きいほうです。ジャンセアの小型株と比べるとかなりの差です。

現在の花色は褪せていますが、良い方なので、今後の育種に期待を持たせます。

ニコライ小型株

(1)草姿

(2)花の様子

花芽伸びる

(1)この株は小型化に成功した個体の現在の様子です。

当サイトに掲載後、土が極端に乾き易くなったことから現在は30cm鉢に植え替え済みです。

丈は鉢の高さを含めて2mくらいです。よって、草丈は170~180cmくらいです。当時は160cmくらいだったのでそれほど大きくなっていません。周囲の株は中間種なのでそれと比べて見ればおおよその大きさはつかんでいただけます。

葉が大きくなったことで草丈が大きくなった様に見えますが、茎は間伸びした感じはありません。

(2)昨年晩秋から花芽が伸び始めて現在はだいぶ大きく見えるようになりました。今これなら開花は5月頃か・・・。

今見えている花芽以外にもう一本花芽が伸び始めています。

ニコライ大型株

(1)草姿

(2)花の様子

開花間近

(1)こちらは小型化に失敗した株です。草丈の割りに鉢が小さいので直立させて置くことが困難になったため、支柱を立てて支えている状態です。

草丈は測っていませんが、一般家庭の天井に閊えるくらいです。周囲の株はレギネー種ですが、それの倍くらいはあります。よって3mは超えていると思います。

(2)花の方は、二段目の仏炎苞が出たので開花は近づいています。

いつもそうなんですが、ニコライの仏炎苞を見るたびに、岡本太郎さんのオブジェを思いだします。

写真では小さく見えますが、実際は大きくて迫力満点です。

この株ももう一本花芽が伸び始めているので、咲き始めたらしばらく花を楽しめそうです。

おまけ 黄花クンシラン

(1)草姿

(2)花の様子

開花終盤

(1)この株はストレリチアと同じハウスに地植えになっている黄花クンシランです。

今期は暖冬だったので冬の間ずーっと花芽が伸び続けていて2月になって開花しました。このハウスでは観測史上最も早い開花となりました。

葉先が枯れているのは昨年移植した影響です。葉焼けは起きていません。

(2)花は特別ではない昔からあるタイプです。

それでも地植えと言うことと、日照条件が良いことから鉢植えよりは立派な花を付けるので見栄えがします。

おまけ2 サンゴアロエ

(1)草姿

(2)花の様子

開花始まる

(1)写真はストレリチアハウス内に置いているサンゴアロエです。ようやく開花が始まりました。

(2)花はこの植物としては一般的なものです。揺らすと蜜が落ちて手がべとべとします。

暖冬だった割に遅い開花になった原因は水不足だったかもしれない思いましたが、地植え株でも遅れているので何か他にあるのかもしれません。

今年はこれからサンゴアロエの開花が始まります。

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