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極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

園長のガーデニング・バンクシア このページでは園長による趣味のガーデニングを取り上げています。

バンクシアの栽培 2012年7月1日~

鉢植え栽培

(1)種子

(2)発芽

(3)双葉

このページではバンクシアの播種から開花までを掲載予定です。

オーストラリアを代表する植物と言えばユーカリ、アカシアテロペア、ブラシの木等が有名かもしれません。花の美しいものは他にも色々あります。その中でオーストラリアン・シルバー・プロテアと呼ばれているものがこのバンクシアです。どの様な植物なのか下記に紹介する。

(1)はバンクシア(BANKSIA)の種子です。バンクシアの方は大きさ、形はテロペアとほぼ同じで色が黒い。

(2)鉢は9cmポリポットを使用した。用土は無肥培土(無肥料粘質土小粒)に完熟堆肥を数%混合したもの。数%とは1割より少ないです。用土に所々黒い粒が見えるのが堆肥です。

播き深さは種子が隠れる程度です。水を与えたときに現れない位。播種は4月19日頃です。

播種後1回鉢土全体が湿る程度水を与え、その後は土の表面が乾いた時点で同様に与えていた。

(2)(3)発芽まで時間がかかったものの6月末になってようやく双葉が顔を出した。

    基本管理
  • 置き場:日当たりの良い場所。
  • 気温:夏場は自然条件。冬は氷点下にならないようにする。上は播種時まだ気温が低かったためビニールハウス内に電熱線を使用して加温していた。
  • 鉢:大体何でも可。
  • 土:水持ちと水はけの良いもの。
  • 肥料:生育期間中に数回与える。
  • 水やり:鉢土表面が乾いたら、鉢土全体が湿るくらい与える。
  • 病害虫:特に無し。

2012年8月1日 本葉増える。

苗の様子

解説:状態としては完璧ではありませんが、そこそこ育っています。両種共に今までの生育を見ていると、プロテアよりは楽そうです。

ここまで待って、これ以上の発芽は期待出来そうもありません。このことから発芽率は非常に低くて、1/5~1/6程度です。

これでは開花まで行ったとしても、とてもじゃないけれどやってられない、そんな植物です。

現在の管理は土の表面が乾いた時点で水を与えています。肥料は与えていません。その他、なるべく日に当てる様にしています。

2012年9月1日 本葉増える。

苗の様子

解説:両種、明暗が分かれてきました。どうもテロペアの方はこれで終わります。一方、バンクシアの方は何とかなりそうな勢いです。この結果は対照的です。

テロペアは播いた種子が少なかったこともあり、1本しか発芽させることが出来なかったので、今後また挑戦します。

バンクシアの方は水しか与えていませんが、柊の様な葉が出てきてうまく行きそうな感じがしています。無事越冬させること出来ればの話ですが・・・。今後冬までにどれくらい大きくなるかに焦点は移ったと言ったところです。

2012年10月14日 成長続く。

(1)上から

(2)横から

解説:今年は秋になっても気温が高かったので良く育っています。葉の縁には鋸歯があって柊を彷彿とさせます。

これなら花が無くても鑑賞に向くでしょう。

肥料は与えていませんが、葉色は薄くなく茎も良く伸びています。

主な管理は水やりのみですが、この育ちっぷりなら我が家の環境でも開花まで至るかもしれません。

2012年11月1日

苗の様子

解説:一時期の旺盛さは無くなりました。気温が低下したことからこの状態で越冬となりそうです。

ちょろっとした感じに育っているのは、我が家の日照条件が悪いためです。つまり間延びしていると言うことです。それでも窒素過多になっていなければ、それほど問題にはなりません。

現在の管理は土の表面が乾いた時点で与えています。以前より手が掛からなくなっています。今後は氷点下に冷え込む前に室内か、加温ハウス内へ移動させます。

2012年12月1日 収容。

苗の様子

解説:前日の予報が外れて氷点下の冷え込みになってから室内に取り込みました。小苗だったのでどうかと思いましたが、今のところ悪影響は無かったようです。

逆に室内で気温が上がったことから徒長ぎみなことが気になります。現在の管理は水やりのみです。

今年はこれで越冬となります。

2013年1月1日 冷え込みが強まって。

苗の様子

解説:室内に取り込んでから冷え込むようになって、1回-10℃近くに冷えた朝は室内でも0℃近くになったのでどうかと思っていましたが、今のところ悪影響は無かったようです。

それどころか取り入れてから育っている様に感じます。余計な心配だったか・・・。

現在の管理は、土が乾いたときに水を与えています。

2013年2月1日 大寒を過ぎて。

苗の様子

解説:室内でも毎朝0℃近い気温になりますが、大きな変化はありません。はやり室内に取り入れてからの方が調子が良さそうです。

夏場ほど水やりに神経を使わなくなりましたが、逆に乾かしすぎて芽先が枝垂れているのを見て慌てて与えているのが現状です。それでも少し経過すれば直立して丈夫なものです。

2013年12月14日 生育期を終えて。

苗の様子

毎日-2~3℃の冷え込みが続いています。今年は春に植え替えなかったもののそこそこ育って枝数が増えています。芽先が枯れているのは秋に水切れを起こした影響です。

総合的には順調に来ています。

現在の管理は、土が乾いたときに水を与えています。

2014年4月6日 3年目。

(1)苗の様子

(2)根の様子

(3)植え替え後

解説:(1)この冬も無事越冬したので、植え替えを行いました。一部枝先が枯れているのは、凍害ではなく水切れの影響です。

(2)ポットから抜いて見ると細かい根がびっしりと回っています。底部の根は白く調子の良さを伺わせます。

(3)これが市販の苗でしたら、土は全て落として植え直しますが、今回は根の回っていない地表に近い土のみを落としてその他はいじらずにプラ鉢へ植え替えました。鉢の大きさは5号プラ鉢、用土は赤玉土小粒に完熟堆肥を目分量で1~2割混合したものです。

直立させて植えることも考えましたが、根の一部が地表に現れることと、自分で好きで横になったので、その意思を尊重して今までと同じ様に植えて差し上げた。

この後水を鉢土全体が湿る様に与えて、今までと同じ日当たりに置いて終了した。

2014年7月1日 生育期に入って。

苗の様子

解説:4月に植え替え後、しばらく動きは無かったが、梅雨入り後節の付け根から新芽を伸ばし始めた。

その後、1回有機質肥料を与え現在に至っています。

茎が倒れた状態から新芽を吹いたので、多くの芽が伸びています。今後4ヶ月くらいの生育期間中、どの程度大きくなるかと言ったところ。

現在の管理は、屋外日向に置いていて土の表面が乾いたら水を与えています。今後様子を見て数回有機質肥料を与える予定です。

2016年4月29日 生育期に入って。

苗の様子

解説:この春、21cmポットに植え替えました。

樹形は相変わらずに懸崖仕立てです。

それでも最近は上に伸びる枝も勢いを増して、将来樹形が整うかもしれません。

ちなみに剪定は行っていません。

現在の管理は、土の表面が乾いてから水を与えています。

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